ヤンベジ 茨城研修

 

ご挨拶

猛暑の候、皆様益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
去る2018年2月、野菜加工評議会の分科会として「ヤンベジ」なる若手会が立ち上がりました。当会は協議会会員各社の45歳以下の幹部候補および若手社員の方々による相互理解と親睦を図ることにより、より緊密なビジネス連携と、より現場に近いレベルでの情報交流を目的としております。視察や勉強会などの研修を通じ、互いが抱える課題を露呈し、その課題解決方法を共に模索し、切磋琢磨しながら歩んでゆく志の集まりです。また協議会会員各社の45歳以下の方であればどなたでもご入会頂けますし、46歳以上の方でも「準会員」としてご参加頂けるオープンでフラットな組織でございます。
その記念すべき第一回目の研修大会は、2月2日早朝、雪が舞う埼玉県深谷の地にて総勢39名もの会員・準会員の皆様とともに幕を開けました。研修内容としましては、まず朝から(株)ヤマトフーズ様のとろろ芋加工工場や関連会社の生産現場を見学させて頂きました。35年という「とろろ加工」の歴史の歩み。原料確保のご苦労と現状。そして加工工場のオペレーションについて詳しくご説明頂けました。続いてバーベキュー昼食の後、(株)スギヤマ様にて牛蒡を始めとするカット野菜の工場施設や大規模な冷蔵貯蔵施設を見学させて頂き、杦山社長からは会社の設立から現在に至るまでの経緯や新工場稼働についてのご苦労について詳しく話をお聞かせ頂きました。その後、戸田に移動後はJA全農青果センター㈱様にて青果集出荷施設を見学。そこでは国産業務用野菜の産地形成についての現状と課題についてお話を拝聴致しました。夜は場所を池袋に移し、ヤンベジ設立総会と懇親会が行われ、大盛会のうちに第一回イベントが終了することが出来ました。長い一日となりましたが、参加メンバーの熱い眼差しと学びを持ち帰ろうとする姿勢は早朝から夜に至るまで覚めることなく、また共にこれから互いに切磋琢磨し、協同一致して日本の農業と野菜流通を盛り上げねばならないという想いを共有できた一日だったと思います。
そして、長らくお待たせしておりましたが、待望の第2回ヤンベジ研修大会が9月5日に茨城の地にて開催されることがこの度決定致しました。第2回研修も前回以上に内容の濃い、長い一日となる予定です。今回も早朝集合となりますが、別紙の研修内容詳細をご覧頂き、奮ってご参集頂きますよう、宜しくお願い致します。役員一同、精一杯のおもてなしで皆様に喜んで頂けるよう頑張りますので、多数の参加者の方々と茨城の地でお会い出来ますことを、心より楽しみにお待ち申し上げております。

平成30年7月吉日
ヤンベジ会長高瀬雅庸
(ナント種苗株式会社)

第2回『ヤンベジ』茨城研修大会の研修概要

【会期・集合】
2018年9月5日(水) ※協議会9/4臨時総会の翌日となります。
AM8:00にJR土浦駅東口ロータリーにて集合(大型バスお迎え)

【視察研修】
①㈱せき様石岡工場視察(かすみがうら市西野寺730-17) kk-seki.co.jp
関孝範会長による「真面目な」講話。『協議会が目指す夢、ヤンベジ世代に期待すること(仮)』
3班に分かれて野菜カット工場・冷蔵貯蔵庫・花卉センターを見学。
②㈱ひので屋様(かすみがうら市深谷381-1) hinodeya.biz
甘藷収穫作業を視察。直売店「サンパタータ」を見学。
③なめがたファーマーズヴィレッジ(行方市宇崎1561) namegata-fv.jp
レストランにてビュッフェランチ。「焼きいもファクトリーミュージアム」を視察。
④(有)ワールドファーム様本社工場(つくば市谷田部3395-1) world-farm.co.jp/
カット野菜工場見学並びに野菜生産現場の視察。

【講演・懇親会】
⑤(有)ワールドファーム様によるご講演『儲かる農業の実現(仮)』
※ワールドファーム様は「週刊ダイヤモンド」が選ぶ「モデル農家ベスト20」で2年連続全国一位となった生産法人。
国産野菜の6次産業化などによって「儲かる農業」を実現。今回は幕内会長、上野社長からのご講演となります。
⑥懇親会※⑤⑥の会場:ホテルグランド東雲(つくば市小野崎488-1 「つくば駅」より徒歩8分)